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おすすめのクラファン7選!目的に応じて支援してもらうコツ

2025年5月19日

おすすめのクラファン7選!目的に応じて支援してもらうコツ

自分の夢や残したい文化の維持のためなど様々な目的で利用されるクラウドファンディングですが、募集のために利用するサイトは年々数を増やしています。

この記事では、数あるクラファンの中でおすすめのサイトやプロジェクトを支援してもらうコツなど、以下の項目をまとめました。

  • クラファンサイトは募集内容がオールジャンルであるサイトが多いが、特定の支援者を募りたい場合はジャンルに特化したサイトを選ぶ
  • 集金方法にこだわりがなければ、サイトの選択肢が多い購入型のクラファンがおすすめ
  • 掲載手数料や振込手数料など手数料にも種類があるため、比較する際はプロジェクト全体で必要な手数料を確認する
  • 支援してもらうには支援を考えている人の立場になって、情報の記載や宣伝活動を行う

クラファンの利用を検討している人や募集する前にコツを把握しておきたい人は、参考にしてください。

クラファンにはリターンの有無や目標金額の設定に種類がある

リターンの有無や目標金額。設定に種類がある

クラウドファンディングとは、アイデアや企画に対して賛同者を募り、インターネットのサイト上で支援金を集める仕組みです。

略称のクラファンと呼ばれる場合も多く、支援金を募集する際には様々な企業がクラファンのプラットフォームとして用意した専用サイトを利用します。

以下の単語はクラファンのサイト内で、よく使われる用語です。

  • プロジェクト:クラファンのサイト内に掲載するアイデアや企画を指す単語
  • 起案者/プロジェクトオーナー:プロジェクトを立ち上げた人
  • 支援者:プロジェクトにお金を支援した人
  • リターン:プロジェクトを支援した場合に付与されるお礼

クラファンの集金方法は、リターンの内容によって以下の4種類に分けられます。

クラファンの集金方法
集金方法内容特徴
寄付型支援に対するリターンがなく、支援金を全額寄付にあてる方法リターンの準備や配布を短縮できるが、支援者が集まらない可能性がある
購入型支援に対して物やサービス、権利などをリターンとして提供する方法明確に提供されるリターンがあるため、支援者が集まる可能性が高い
一方で、プロジェクト掲載前にリターンの考案や準備、成立後も配布処理などの作業に時間を取られる
(株式)
投資型
プロジェクト成立後に出た利益の中から、現金や株式でリターンとして提供する方法投資型クラファンの多くは投資家を対象にしているため、購入型よりも資金を集められる可能性がある
一方で、プロジェクト成立後の利益は不確定であるため、投資家にとっては支援するか否かの判断が難しい
融資型
(貸付型)
プロジェクト成立後に支援金の元本と利息をリターンとして提供する方法投資型クラファン1種に含まれる場合がある
投資家を対象にして購入型よりも資金を集められる可能性があるが、プロジェクト成立後もリターンの付与作業が必要になる
元本の返済に時間がかかる場合は利息もその分膨れ上がる

メディアで頻繁に取り上げられるのは購入型のクラファンで、ある程度大きなプロジェクトになると、より多くの資金を収集する投資型や融資型が採用されています。

クラファンのサイトによっては決済方法の選択肢もあり、募集期間終了後の実行の有無によって以下の方式に分かれます。

決済方法の選択肢
決済方法内容特徴
All or Nothing方式
(目標達成型)
目標金額達成時には支援金が振り込まれて、達成できなかった場合は支援金が返金される方式十分な資金が集まった状態でプロジェクトを始められるため、支援者もプロジェクト成功によるサービス継続やリターンを得られる
目標金額に達するまで他の作業を進められない可能性がある
All in方式
(実行確約型)
掲載前にプロジェクトの実行を確約した上で、目標金額の達成に関係なく募集期間終了時に支援金が振り込まれる方式プロジェクトを実行する前提で募集するため、募集開始時から他の作業を進められる
一方で、支援金が想定以上に集まらなかった場合でも実行しなければならない

All or Nothing方式のみ対応するサイトが多いのですが、目標金額の満額が必ずしも必要でないプロジェクトについては、All in方式も選択肢となります。

クラファンサイトは支援や募る内容や手数料を比較して選ぶ

サイトの比較ポイント。支援や募る内容や手数料

クラファンサイトには集金方法やサポート体制など様々な点でサービスの違いがありますが、プロジェクトの開始から募集完了までの流れは共通しています。

  1. プロジェクトの目標設定
  2. 利用するクラファンサイトの決定
  3. プロジェクトの登録・投稿
  4. クラファンサイトの審査
  5. プロジェクトの開始・宣伝
  6. 募集期間終了後の支援者に対するお礼

いずれのクラファンサイトでも申請されたプロジェクトがサイト内の規定に沿った内容か確認する審査があり、審査に通らなければサイト内に掲載されません。

一方で、クラファンサイトの選び方としては支援を募る内容や集金及び決済方法、手数料を見ておくと良いでしょう。

支援を募る内容専門サイトでない限りは募集内容のジャンルは問わない場合が多い
特定の支援者を募りたい場合は、ジャンルに特化したサイトを選ぶ
集金及び決済方法集金方法はこだわりがなければ、サイトの選択肢が多い購入型がおすすめ
決済方法はAll or Nothing方式を採用しているところが多いため、資金調達の有無にかかわらずプロジェクトを実行に移したい人はAll in方式ありのサイトを探す
手数料掲載時やプロジェクト成立後など、サイトによって手数料が発生するタイミングが異なる
掲載手数料が無料のサイトでも支援金の手数料が高くなっている可能性もあるため、手数料全体で判断する

次の項目からクラファンサイトの中で、おすすめのサイトを紹介します。

CAMP FIREは選択するサービスによって掲載と決済手数料が異なる

CAMP FIRE

おすすめクラファンサイトその1は、株式会社CAMPFIREが運営する「CAMP FIRE(キャンプファイヤー)」です。

掲載可能なプロジェクトオールジャンル
集金方法購入型
寄付型(CAMPFIREとGoodMorning)
決済方法All or Nothing方式
All in方式
手数料(税込)公開料:無料
その他の手数料はコンテンツごとに以下の通りCAMPFIRE:掲載手数料12%/決済手数料5%
CAMPFIREコミュニティ:掲載手数料15%/決済手数料0%
GoodMorning:掲載手数料4%/決済手数料5%
BOOSTER:掲載手数料12%または15%(プランによる)/決済手数料5%
machi-ya:掲載手数料20%/決済手数料5%
キャンセル手数料:固定費3万円と支援数・支援の支払手段による従量費

購入型及び寄付型のクラファンサイトとしてオールジャンルに対応していますが、サイト内では目的別の選択肢として、以下の4種類も選択できます。

種類内容
CAMPFIREコミュニティオンラインやファンクラブのプラットフォームとして利用できるサービス
大きく分けると以下の4種類がある
・ファンクラブ型
・サロン型
・レッスン型
・定期便型
GoodMorning社会問題の解決に向けたクラウドファンディング向けのサービス
寄付型に対応
BOOSTER株式会社パルコと共同運営する小さいチーム向けのサービス
machi-yamediagene(メディアジーン)が運営するメディアにおける記事やSNSにも掲載できるサポートが付いたサービス

それぞれのサービスで掲載と決済の手数料が異なるため、登録時にはサイト側と相談しながら、募集内容や手数料面で適したサービスを選びましょう。

Makuakeは運営元が関連するサイトや雑誌にプロジェクトを掲載できる

Makuake

おすすめクラファンサイトその2は、株式会社サイバーエージェントが運営する「Makuake(マクアケ)」です。

掲載可能なプロジェクトオールジャンル
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式
All in方式
手数料(税込)掲載料:無料
決済手数料などを含めた全体手数料:20%

メディアやゲーム事業など多岐に展開する企業が運営元であり、サポートとして企業が関連するメディアにプロジェクトを掲載できます。

サイバーエージェント関連のメディアの例は、以下の通りです。

  • AbemaTV
  • CNET Japan
  • ITmedia
  • GoodsPress
  • 週刊アスキー

手数料は少し高めの設定ですが、決済方法の選択肢や広告面でのサポートがあるため、その点に魅力を感じた人におすすめです。

READYFORはフルサポートプランでアドバイスやフォローを受けられる

READYFOR

おすすめクラファンサイトその3は、READYFOR株式会社が運営する「READYFOR(レディーフォー)」です。

掲載可能なプロジェクトオールジャンル
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式
All in方式
手数料(税込)掲載料:無料
その他の手数料は利用するプランによって以下の通り
シンプルプラン:12%(運営手数料7%+決済手数料5%)
フルサポートプラン:17%(運営手数料12%+決済手数料5%)

掲載料は無料で、その他の手数料は以下の2つのプランのどちらを選ぶかによって変わってきます。

プラン内容
シンプルプランプラットフォームの基本機能とメールサポートが揃ったプラン
その他にも以下の内容が利用できる
・成功のノウハウを集めた「READYFOR サプリ」の提供
・広報活動のフォローメール
・プロジェクト分析ツール
フルサポートプランクラウドファンディングのプロのキュレーターが専任担当者として終了までサポートするプラン
シンプルプランの内容に加えて、以下の内容をキュレーターが行う
・全体スケジュール管理
・掲載ページ作成のアドバイス及びフォロー
・リターン設計のアドバイス

シンプルプランでも基本機能やノウハウ資料は利用できるため、クラファンの利用が難しいと感じる人はフルサポートプランを検討してみましょう。

Kibidangoはクラファン経験があるスタッフからサポートを受けられる

Kibidango

おすすめクラファンサイトその4は、2013年からきびだんご株式会社が運営する「Kibidango(きびだんご)」です。

掲載可能なプロジェクトオールジャンル
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式のみ
手数料(税込)プロジェクト成功時に、集まった資金の10%

手数料はプロジェクト成立時以外は発生せず、他サイトと比較して全体でかかる手数料が低めに設定されています。

事前拡散や準備段階でサイト内のユーザーに呼びかけられる「プロジェクトの種」という機能があるため、事前にプロジェクトの需要を把握してから募集に移れます。

自社開催のプロジェクトを多数掲載しているため、実際にプロジェクトを成功させた体験を元にした専任スタッフによるサポートを受けられるのも利点です。

GREEN FUNDINGはCCCグループと連携して展示や販売を行える

GREEN FUNDING

おすすめクラファンサイトその5は、株式会社ワンモアが運営する「GREEN FUNDING」です。

掲載可能なプロジェクトガジェット開発、エンタメ、クリエイティブ分野が中心
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式のみ
手数料(税込)Standard(スタンダード):手数料20%
Partner(パートナー):手数料13%、初期費用130万円
両プランとも決済手数料4%を含む

TSUTAYAや蔦屋書店を統括するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCCグループ)と連携しているサイトで、以下のサポートを受けられます。

  • 蔦屋書店・蔦屋家電・TSUTAYA店舗での体験展示やプロジェクト成立後の販売、イベント開催
  • ショールームである蔦屋家電+からマーケティングデータの収集やプロモーションスペース利用を特価で提供
  • Tポイントによる支援に対応可能で、Tポイントユーザーのデータ分析からマーケティングリサーチできる

メディア掲載についても、CCCグループを介した他社企業との連携や海外のクラファンプラットフォームと連携して広く周知できます。

料金プランについては初期費用が不要のStandardか、初期費用130万円が必要な代わりに手数料が低いPartnerがあり、どちらのプランでも以下のサポートが受けられます。

  • ページ製作アドバイス
  • ニュースレター掲載
  • Facebook広告運用代行サポート
  • 蔦屋家電+ にて展示
  • レビュー動画制作

手数料及び初期費用はやや高めの設定ですが、他社連携やサポートが充実したサイトです。

Fanbeatsは二次元や動画配信のジャンルに特化したサイト

Fanbeats

おすすめクラファンサイトその6は、グリーエンターテインメント株式会社が運営する「Fanbeats(ファンビーツ)」です。

掲載可能なプロジェクトエンターテインメント
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式
All in方式
手数料(税込)10%

エンターテインメントで活動するクリエイター支援に特化したサイトで、主なカテゴリは以下の通りです。

  • アニメ
  • マンガ
  • 声優
  • ゲーム
  • YouTuber
  • VTuber
  • スポーツ
  • 舞台
  • ミュージック
  • 芸能
  • ホビー

運営元であるグリーはゲーム開発を行っている企業であり、そこで培われたビッグデータを元にして起案者をサポートしています。

基本手数料10%以外の手数料はかからず、登録したコミュニティ1つにつき、以下の機能を全て無料で使用できます。

  • ニュースレター
  • ブログ
  • コミュニティ掲示板

購入型のクラファン以外にも月額会員制のファンコミュニティも利用可能で、月額500円から10,000円の範囲内で自由に設定して、月々に集まった金額の90%が振り込まれます。

特に二次元ジャンルや動画配信のクリエイターで、ファンからの支援が必要な場合におすすめのサイトです。

WonderFlyは商品開発後に関連ショップで商品を売り出せる

WonderFly

おすすめクラファンサイトその7は、ANA X株式会社が運営する「WonderFly(ワンダーフライ)」です。

掲載可能なプロジェクトオールジャンル
集金方法購入型
決済方法All or Nothing方式のみ
手数料(税込)支援確定後に総額の20%

国内の大手航空会社のANAグループ関連が運営元ですが、プロジェクトの内容は航空に限らず、様々なジャンルを受け付けています。

プロジェクトが成立して商品開発が完了した場合、以下の2つのショップのどちらかにそのまま出展できるサポートがあります。

  • ANAショッピングA-style:マイルが使用できる全日空のオンラインストア
  • WonderFLY ONLINE SHOP:WonderFlyのサイト内にあるオンラインストア

手数料は少し高めの設定であるものの、安定した基盤のある企業のオンラインストアへ販売できるため、商品開発後の売り出し込みでお得なサイトです。

クラファンではプロジェクト内容の詳細な記載や起案者の情報透明化させる

支援してもらうために気を付けたい点

クラファンは、サイトへの掲載でそのまま自動で支援が集められるわけではなく、掲載時の工夫や掲載後の宣伝活動をしなければいけません。

クラファンで支援してもらうために気を付けたい点は、以下の通りです。

文章や画像を活用してプロジェクトの内容や展望を具体的に示すクラファンのサイトに掲載するプロジェクトの内容は、サイトの規定に沿っていると自由に告知できます。
しかし、支援金が集まる前の段階では商品や映像のサンプルが用意できず、支援を考えている人に内容が伝わらない可能性があります。
そのため、プロジェクトの説明文や画像で具体的な内容を示すようにしましょう。
起案者の情報を透明化させるプロジェクトの代表者及びメンバーの顔写真や詳細なプロフィールを掲載するかは起案者側の判断に任せられます。
しかし、支援を考える人からプロジェクトの出どころを信頼してもらうためには、起案者の情報を透明化させた方が良いでしょう。
クラファンのサイト以外にも、SNSやブログなどで活動内容を事前に示していると、賛同を得られる可能性が高くなります。
クラファンのサイトの掲載前から支援者の有無を把握する支援を考えている人にとっては、自分が閲覧した時点でプロジェクトに1円も支援金が集まっていない場合、支援を躊躇する可能性があります。
そのため、クラファンのサイトに掲載する前からSNS等で告知をして、掲載直後から支援者を探しておくと良いでしょう。
掲載直後から支援金がある程度集まっている場合、後続の人も支援のハードルが低くなります。
プロジェクトの疑問点を予め明記しておくプロジェクトに対する疑問はクラファンのサイトや起案者のSNS等で受け付けていても、質問するのを遠慮してしまう人がいます。
質問ができずに支援を諦めてしまう人を減らすためにも、プロジェクトの説明文やSNS等で疑問点に対する回答を事前に明記するのがおすすめです。
疑問点に対する回答の記載は、質問される回数を減らして、他の作業に時間を避ける利点があります。
起案者自身もSNS等で積極的に宣伝するクラファンのサイトによっては各種SNSやメディアでの宣伝活動も含めて行ってくれますが、起案者も積極的に宣伝するのがおすすめです。
プロジェクトを知ってもらわらない限りは支援するか否かの判断ができないため、毎日少しずつでも宣伝はしていきましょう。

起案者としては掲載前の準備や宣伝活動は負担になる可能性もありますが、支援者がいなければクラファンは成立しません。

情報の取捨選択で迷った時は支援を考える人の視点に立って、必要な情報を記載したり、宣伝したりしましょう。

クラファンはサイト選びと支援者の立場で考えた情報提供が重要

支援者の立場で考える。情報提供が重要

クラウドファンディングのサイトでは、募集できるジャンルや集金方法、全体でかかる手数料に違いがあります。

起案者としては手数料が低い方が資金面で損しませんが、それ以上にプロジェクトに合ったサポートを受けられるサイトの方が支援金を多く集められる可能性を高められます。

サイト選びが終わった後も、サイト内に掲載する情報の精査や宣伝活動の準備を行い、プロジェクトの信頼と起案者の熱意を伝えるのが重要です。

おすすめのサイトや支援してもらうコツを参考にしつつ、プロジェクトの立ち上げやクラファン選びを進めてみてください。

カテゴリクラウドファンディング

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